共同募金は、令和6年で78回目の運動となり、また一つの節目を迎えることとなりました。新型感染症の流行により、人と人が接触する機会が減り、取り組みが困難な状況もありましたが、昨年度から徐々に共同募金活動を再開し始め、あらためて誰かとつながっていること、支え合うことの大切さを再認識いたしました。
今後も共同募金の役割は、地域課題の解決に向けて精力的に運動を展開することにより、地域福祉活動の推進に必要な財源の確保をはかることにあり、また、住民やさまざまな団体の力を集結させていくという運動性を活かし、たすけあいによる住民相互の関わりづくりに貢献していくところにあります。
本会は、こうした背景から『たすけあいと道民相互の関わりづくり』を基本方針に、役員をはじめ関係機関・団体との十分な協議を踏まえ、これまで実施してきた各種取り組み内容の検証を行い、適切な目標額の設定並びに実績回復に向けた効果的で効率的な募金活動の実践を進めていくこととし、次に掲げる項目を重点に運動の強化をはかります。
《重点項目》
1 住民が自主的に募金活動に参加できるよう募金活動を推進する
2 共同募金運動の啓発並びに募金強化に向けた広報活動を強化する
全国で200万人のひとがやさしさを集める活動をしています。
じぶんの住む町が好き、だから、ずっと住み続けたい町。
そんな気持ちを、ささえるしくみが赤い羽根。
たくさんの人々のやさしさが、共同募金を支えています。
じぶんの町を好きな人が、共同募金を支えています。
共同募金運動は、年間200万人といわれるボランティアの皆さんにより支えられています。全国各地で、自治会・町内会、民生・児童委員、企業や学校関係者などの皆さんにより、思い思いの募金運動が展開されています。
さまざまな募金活動の展開方法
・「戸別募金」:ボランティアの皆さんが、地域の各家庭を訪問して募金を呼びかける。・「街頭募金」:街角や人の集まる場所で募金を呼びかける。
・「法人募金」:企業を訪問して寄付を依頼する。
・「職域募金」:企業の従業員の方に職場での募金を依頼する。
・「学校募金」:学校において児童・生徒に募金を呼びかける。
・「イベント募金」:イベントを企画して募金を呼びかける。
その他、さまざまな方法でボランティアの方々のご協力をいただいています。
1 共同募金の仕組み
募金の約70%は、あなたの町を良くするために 使われています。誰かのためにと思って募金をしたら、じぶんたちの町のための、募金でもありました。町のみんなで集めた募金は、じぶんの町を良くする活動に使われています。
2 助成額を決めてから募金(寄付)を集める仕組みです。
共同募金は、地域ごとの使い道や集める額を事前に定めて、募金を募る仕組みです。これを「計画募金」と呼び、「助成計画」を明確にすることにより、市民の理解と協力を得やすくしています。また「助成計画」があるからこそ、1世帯当たりの目安額などを定めて募金を集めることができます。もっとも、寄付は寄付する方の自由ですから、目安額はあくまで目安に過ぎません。(地域によってその額や方法に違いがあります)
3 地域で集めた募金は、集めた地域で使われています。
集まった募金の約70%は、募金をいただいた地域で使われています。残りの30%は、みなさんの住んでいる市区町村を超えた広域的な課題を解決するための活動に、都道府県の範囲内で使われています。
4 災害にも共同募金は使われています。
大規模な災害が起こった際のそなえとして、各都道府県の共同募金会では、募金額の一部を「災害等準備金」として積み立てています。この積み立ては、大規模災害が起こった際に、災害ボランティア活動支援など、被災地を応援するために使われています。
夕張市共同募金委員会会則 共同募金のしくみ 令和5年度 共同募金運動の結果について 令和5年度 歳末たすけあい募金運動の結果について 令和5年度 共同募金助成決定一覧表 |